■インフルエンサーマーケティングとはインフルエンサーが行うマーケティング
インフルエンサーとは、YouTuberやインスタグラマーなどのように、SNSを舞台として活躍している一般人のことを指します。たくさんのフォロワーを持っているインフルエンサーは、タレントなどの芸能活動をしていなくても大きな影響力があり、その影響力を活用して商品やサービスの宣伝を行うのが、インフルエンサーマーケティングです。

インフルエンサーはそれぞれ、得意とする分野を持っていることが多いものです。例えば犬や猫の可愛い動画をアップしているYouTuberなら、犬や猫に興味があるフォロワーをたくさん抱えていると予想できます。そのインフルエンサーに対してペット商品のマーケティングを依頼すれば、ペットに興味があるターゲット層に直接的に働きかけることができるでしょう。雑誌やテレビCMでマーケティングを行うよりも、より効率的かる効果的なマーケティング効果を得られます。また、インフルエンサーマーケティングは、比較的リーズナブルに実施できる点も魅力です。

■インフルエンサーマーケティングの指標
インフルエンサーマーケティングは、どのSNSを使うかによって、特徴が大きく異なります。

例えばインスタグラムは、投稿の中にリンクを貼れないという特徴があります。そのため、マーケティングをしても、直接的な効果を購入数やサンプル申し込みなどのコンバージョン数で把握することは難しいものです。その代わりに、インプレッション数やフォロワー数の増加を狙って行うことにより、ブランドや商品、サービスの認知度を広めたり、イメージ向上効果が期待できます。

YouTubeは、ユーザーが評価を良いか悪いか、どちらもつけることができるSNSです。良い評価と悪い評価の比率によって、そのマーケティングがどのぐらいの効果を出しているのか画分かります。さらに、リンクを貼ってユーザーを商品ページへ導入できるため、コンバージョン数の分析によるマーケティング効果も分かります。

Twitterは、SNSの中でも拡散力が高いという特徴があります。リンクを貼れば商品ページへユーザーを誘導できるため、一般的なWeb広告と近いマーケティングができます。また、良いねの数やリツイート、コメントなどのエンゲージメント数を分析することで、マーケティング効果を把握できます。

このように、インフルエンサーマーケティングには様々な種類があります。それぞれ、特徴が異なるので、宣伝したい商品やサービスの特性に合わせて、ピッタリのマーケティング方法を見つけると良いでしょう。