【Webマーケティングではリアルタイムの解析が大きなポイント】
Webマーケティングは従来のマーケティングにはないいろいろなメリットを持っています。その一つが、それぞれの広告から上がる効果をリアルタイムで把握できるということです。どの広告からどれだけのアクセスがあったか、そしてどれだけのコンバージョン率となっているかをすぐに解析できるのです。

そのため、Webマーケティングではこの解析作業と、それに続く改善を素早く、かつ適切に行っていくことが重要です。全体をリストにして、それぞれの広告媒体を比較できるようにします。その上で、効率の悪いものは切っていき、利益率の高い手法に資金と手間を集めるようにします。もちろん、広告の種類によって効果が出るタイミングの遅い早いがありますので、それを考慮しながらある程度明確な基準を作り、客観的に判断していくことが重要です。たとえば、このリスティング広告は3か月して○○パーセントのコンバージョン率を達成できなかったら止めるといった形です。こうすることで、無駄なコストをかけずに済みますし、Webマーケティングの効率的な使い方のノウハウを蓄積していけるようになります。

【Webマーケティングで使える手法をできるだけ多く試していく】
このように、Webマーケティングでは、それぞれの手法について客観的に分析し、すぐに切ったり逆に資金を多く投入したりすることができます。そのため、Webマーケティングではいろいろな異なる手法と媒体がありますので、まずはそれぞれを試してみるというのも一つの手です。最初はあまりコストと手間がかからないもの、たとえばSNSやメルマガなどを行ってみて、その様子を見ていきます。その後軌道に乗ってきたら、リスティング広告の量を増やしたり、サイトを大きくしていき適切なSEO対策を施するようにします。効果が上がるようであれば、そのまま使い続けて、意味がないようであれば撤退するという選択肢を採ることもできます。

一方で長期的な観点で検討してから始めた方が良いものもあります。たとえば、継続的に販売したい商品やサービスについて、アフィリエイトをかけてみたり、動画を制作して動画サイトにアップするという方法です。これらの手法は、継続するタイプの商品でないと元が取れないことが多いので、気軽に試すというよりは、しっかりと検討した上で多めの資金をかけて始めた方がいいでしょう。